さて2018年10月に6号機が登場して数か月が経過しましたが
まだ細かい規制内容について分からない人も多いと思うので
今回はその規制内容についてまとめましたのでご覧ください。
パチスロ6号機の規制緩和詳細について
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まずは検定を通すための出玉試験だが、こちらも大きな変更があった。
参考元の記事
【出玉率の変更】
まずはここだろう。
出玉上限が抑えられたことにより、よりマイルドな仕様になった。
ただその分、下限もあり、そこまで短時間でクソ負けというようなことは
5号機よりは少なくなっている。
つまり通常時のベースが上がったということだ。
【ボーナスの獲得枚数が減少】
1種限定BIG・・・300枚(最大純増280枚)
2種混合BIG・・・285枚(最大純増210枚)
2種BB・・・153枚(最大純増168枚)
見てわかる通り、ジャグラーなどのノーマルタイプは
2種BIGに該当するのだが、これまでよりも100枚ほど少なくなる。
現在出ている6号機のノーマルタイプだとドンちゃん2があるが
ビッグの獲得枚数は200枚ちょっとと少ない。
ただその分ボーナス確率を引き上げることができるかと言えば
そうでもなく、出玉試験が厳しくなった以上
ボーナス確率を良くしてしまうと検定に落ちる可能性が高いので
簡単にはいかないのである。
つまり獲得枚数を減らしたことで、単純にノーマルタイプでの一撃性が
抑えられてしまった。
そのため6号機ではノーマルタイプよりもAT機がメインとなる可能性がある。
実際に、現状の6号機はAT機が多いだろう。
出玉率や獲得枚数の変更の他にも・・・
「ATの復活」
「天井の復活」
「AT・ART抽選の設定差が復活」
「有利区間が最大1500Gまたは一撃2400枚まで」
※有利区間とは・・・5.9号機で初めて採用されたもの。
「通常時のAT・ART抽選が行われる状態(CZや高確など)や、AT中、ART中、特定のボーナス中など」のことを指す。
5.9号機では有利区間への移行抽選や有利区間中のAT・ART抽選に設定差を設けてはいけない。
これら4つが大きな変更点だろう。
まずAT機の復活と純増枚数に上限がなくなったことで
高純増のAT機が登場している。
ただし高純増にすればするほど通常時とのバランスが悪くなり
ゲーム性が損なわれてしまう。
おそらく純増は5枚以内の台が最もバランスが取れるはずだ。
そして天井の復活。
高純増のAT機に天井が搭載されるということは
それなりにAT期待枚数が多く、且つ高純増ですぐ終わる・・・
つまり時間効率が良く期待値も高いため、ハイエナが
しやすいということでもある。
聖闘士星矢やリゼロが良い例だ。
こちらは天井狙いをしている人にとっては有難いだろう。
あとは、AT・ART抽選の設定差が復活。
これは当然と言えば当然だろう。
AT突入率はもちろんAT中のハズレなどにも設定差を付けられる。
せっかくAT機が復活したのに、ATに設定差がなかったら
意味がない。
最後に有利区間が最大1500Gまたは一撃2400枚までについて。
ここが一番の問題である。
高純増機が可能になったものの、一撃の枚数は5,9号機よりも少なくなり
2400枚となった。
これでは一瞬で終わってしまう。
例えばAT中に大きくゲーム数などを乗せたりしても
嬉しさが半減してしまうだろう。
AT機は高純増で短時間勝負はしやすくなったものの
夢は無くなった。
【6号機の利点】
ただ暗い話ばかりではない。
6号機AT機である聖闘士星矢やリゼロを見てほしい。
設定1のAT突入率は極端に低いものの、その分AT1回での
平均獲得枚数がどの設定よりもずば抜けている。
そして設定6はどちらもモロ分かりのエクストラ設定。
つまり低設定にも夢があり、設定6は分かりやすい。
客(特にプロ)からしてみれば設定判別が簡単なので
投資も抑えられるため、願ってもないだろう。
というわけで改めて6号機の規制内容を紹介しました。
6号機はしばらくAT機がメインとなり、ノーマルタイプは
あまり盛り上がらない可能性が高い。
ただ聖闘士星矢やリゼロのような分かりやすいAT機ばかりでは
ホールや客もいずれ首を絞めることになるのは明白だ。
今後、マイルドなノーマルタイプももっと必要になると思う。
2021年1月までには全ての5号機が撤去されるが、その頃には
一体どういった機種が登場しているのか。
規制の隙間をくぐって、我々が度肝を抜かすような機種を
作ってくれることをメーカーには期待したい。
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